コラム

2006.1.17

リフォームで、バージョンアップ

ここ二日間ほど、3月下旬のあたたかさと言うことで、雪も降らずに過ごしやすい日々です。

さて、昔から、住宅リフォームという業界は、まだ、新しく歴史も浅いと思われますが、建築業と住宅リフォーム業とは、基本的に同じ仕事なのですが、一般の方には、別々に認識されているようです。そもそも、「修繕工事屋」、「住宅便利屋」という、大きな建物や新しい建物が、完成したあとに「メンテナンス」をするところから始まっている訳ですが、最近では、高性能の住宅資材や設備により、リフォーム工事をすることで、建物を「バージョンアップ」すると言ったほうが、適切だと思います。
例えば、車で言えば、中古のエコノミータイプの普通乗用車をエンジンから部品、骨組補強から外観、内装、足回りまで換えて、高級車並みに変身させてしまうというものです。そこには、当然、外観内装には、カーデザイナー、エンジンや足回りには、カーエンジニァが、担当しなければ、良い車にななりません。
やはり、良いものを作るためには、それぞれの担当者が、日々勉強、努力、改善していなかねればなりません。
時代とともに様々な仕事や職業が、増えていきますが、業界発展をさせて、健全で正しい仕事をしていくといった点では、すべて、基本は同じだと思います。
自分だけが儲ければいいといって、ルールを守らず、業界や消費者の利益を考えない会社は、自ずと消えていくものだと思います。

by 村上直樹