コラム

2005.12.16

安心と安全の家づくり

師走となり、大雪となり、クリスマスも近くなると、まさに気ぜわしくなります。
とくに配送の運転手さんは、サンタクロースなみに忙しい毎日だと思います。
また、雪による渋滞が、忙しさと重なり、大変な思いをしていると思います。

最近、改めて感じることは、家作りには、本当にたくさんの人達が、関係してくるんだなと思います。
そして、トップ(経営者)が、「その家づくりのコンセプト」を明確にし、その目標に向かって家作りをする人達の「連携」の良さで、「いい家」に出来上がるんだなと思います。

しかし、逆に、今ニュースで世間を騒がせている設計事件のように「住む人を考えない」人達が、「自分の利益」だけのために家作りをすると、大変なことになってしまうのだと思います。

建物をつくる職人さんのせいではなく、その前の「トップの考える建物に対する考え方」が、間違っているからと思います。
建物は、「安心と安全」のためにあります。子供の頃、「ネズミの嫁入り」というお伽噺の中で、メスのネズミに似合う強いお婿さん候補は、「太陽」より、「雲」より、そして、「風」より強いものは、「家」でした。

しかし、その「家」より強いのは、家に穴を開けて住むネズミでした。その時、子供ながらに「家は、強いんだ」と感じた思い出があります

わたしたちは、「家作りは、幸せ作り」そのためには、将来の子供たちのためにどんな家づくりやサービスをしなければならないかを常に考え行動しなければなりません。

先日、久しぶりに書いた猫の絵です。
なんか、悲しそうな顔になってしまいました。
a cat

by 村上直樹