2008.5.26
無意識は、人も住いも健康状態
住宅の「断熱や換気」については、特に寒い地方だけでなく、暑い地方も、考えなければならないことになります。「暑い」「寒い」ということは、人間として、やはり、その時にならなければ、感じないことであり、どちらでもない、快適なときは、何も感じません。
たとえば、病気の症状でいうと、「歯が痛い」「太った」「頭痛がする」といった時にその症状は、体で感じますが、そうでない健康なときは、無意識であり、無意識のうちには、どうしても、甘いものを食べ過ぎたり、飲みすぎたり、無理をしたりしてしまいます。そして、その結果、不健康=病気となり、痛みを意識することになります。つまり、人間と同じで、住宅を健康にするためには、「暑い」「寒い」と言った「症状」が、出ないような快適な状態にしなければなりません。
住宅が、健康になれば、そこには、「暑い」「寒い」といった「症状」が出ず、そこに住む人は、「暑さ・寒さ」に「無意識」になってしまいます。
この住いの中で、「無意識」になる状態が、もっともベストで、理想とするところです。ですから、この「不健康な住宅」を「健康な住宅」に変えることが、私たちの行っている「健康快適空間」をつくりあげることでり、つまり、人も住宅も「健康状態」になることになります。
デンマークの写真です二年前は、現在より、6キロも太ってました。「2ℓペットボトル3本分?」石畳の街並みに おばあさんの小さな織物のお店が、ありました。右側の銀髪の方が、そのお店の、素敵なおばあさんです。中庭で、友達とお茶を飲んでました。デンマークの漁師町でした。街並みの色が、揃っています。
by 村上直樹