コラム

2005.11.1

地球環境と住まいづくり

リフォームをするのか、建替えにするのかの判断基準は、まず、「予算」と言うことになります。予算があれば、解体をした上で、地盤の調査から、必要であれば、地盤改良まで行い、頑丈な土地にしっかりした基礎を作り、そのうえに家を建替えるのが、理想です。

しかし、予算がない、地盤沈下もしていない、基礎も大丈夫、柱も構造材も使える場合は、全面リフォームで、新築のようになります。構造材の補強は、もちろん、給水排水設備機器、照明機器、暖房機器、最近では、耐震性を高める金具、部材も研究され、市販されていますので、まさに、「資産価値」を高めた家になります。

地球環境を考え、そして、安全で安心な家をつくるため、また、お客様の笑顔と幸せのために私達は、日々、努力勉強していなかければならないと思っております。

先月、「全面リフォーム完成見学会」を行なった、二階建てを平屋に「減築」した家です。高窓から、明るい陽射しが、部屋全体に差し込みます

by 村上直樹