コラム

2006.6.22

将来、また、会う人のために

昨夜は、ロータリークラブの集まりがあり、それぞれ異業種の経営者の方々とお話しする機会に恵まれました。やはり、ひとりひとりの経営者のお話しには、それぞれ本当に味があり、勉強になります。
やはり、商売には、良いときもあれば、悪いときもある、しかし、その時に助けてくれた人のご恩は、一生忘れてはならないし、必ず、恩返しをしなければならない、その言葉の重みの中には、経験と苦労とお人柄が、にじみ出ます。

「職業に貴賤なし」とは、昔から言い伝えられてきていますが、どんな商売も、世のため人のためにならなければ、自然消滅していきます。利益なくして、商売なしですが、しかし、お客様の利益なくしても、商売にはなりません。
商売とは、会社もお客様も、お互いに利益を得なければなりません。そこには、目に見えるものだけではなく、目に見えないサービスも含まれれています。つまり、商品だけでなく、それを扱う人の中身も大事だということです。そのためには、トップ自ら、心と体を磨き、日々、努力していかなければなりません。

昨日、あるお客様から、「久し振りに会う人なのに、以前、会ってお話しした内容を覚えていて、感動したの!」ということを聞きました。そして、「多分、その方は、きっと、日記を付けてると思うの!」と言われました。
日記・・・、私たちも、お会いしたお客様のことを日記に書き留めておけば、将来、その方に久しぶりに会う前に日記を読み返して、その時のお話しをしてあげると、驚いてもらえるかもしれません。

将来、また、会える人、会いたい人、会う人のために日記を書きましょう。

by 村上直樹