コラム

2006.4.18

早熟より晩成、刹那より永遠 (再)

人は、「早熟より晩成」、「刹那より永遠」が、良いと言われます。人も組織も、一つ一つ経験し、失敗し、改善し、また、失敗し、改善していく繰り返しで、成長していきます。
何も壁にぶつからずに上り続けていると、壁にぶつかった時、あっという間に転げ落ちてしまうのではないでしょうか?

「晩成」や「永遠」を考えたとき、はじめるのに遅いという時期はありません。良いと思ったことは、時期や年齢に関係なく、すぐ始めるべきであり、悪いと思ったら、すぐ、やめるべきです。
人は、どうしても自分のためにと考えてしまいますが、しかし、自分のためというのは、自分の生きているときだけ、一瞬です。しかし、自分のためではなく、他人の幸せのために行動することは、すべての人に「永遠」の感動を作ります。

私は、リフォームであれ、新築であれ、「家作り」ということは、お客様の「幸せ作り」だと思います。そして、その「幸せ作り」とは、「永遠」のものでなくてはならないし、それを追求し、完成させるためには、失敗もしますが、常に最高を目指し、改善し、本当に長い年月を費やし、お客様のため、社員のため、みんなのために代々と引き続けていかなければならないと思います。

村上商店は、今年で創業90年、その業態は、畳業から内装業、そして、建築一式業に進化しながら、快適な住まいと幸せを提供し続けてきました。

これからも、お客様の住まいに夢と安心を提供し続けます。

by 村上直樹