コラム

2006.3.31

魚と野菜で、美しい肌をつくる

きょうで、三月も終わりだというのに雪が降り、また、寒い冬へ逆戻りの日々です。冬の期間、雪捨て場になっていた会社の前の広い空き地では、ショベルカーが、大量の雪山を崩し、融けやすくしていますが、まだまだ、この雪がなくなるには、相当な時間がかかりそうです。

昨日は、「秋田スギ活用住宅の会」の平成17年度の最終会合が、ありました。この会は、秋田県が、主催した「秋田スギの家」のコンテストで、受賞した会社が、秋田スギ供給グループとして、秋田スギの住宅を建てることで、地元の秋田の活性化と林業の発展に寄与していくというものです。
昨日の会合でも、話題になりましたが、この「秋田杉」は、やはり、全国のスギの中でも、強さと美しさを兼ね備えた木材であり、特に九州のスギと比べてみると、年輪の密度の細かさの違いや、赤みの色の美しさの違いで、一目してわかるそうです。

これは、人間に例えてみると、「肉を食べる人」と「魚や野菜を食べる人」の違いだと思います。これは、マッサージをしている方から聞いたのですが、つまり、肉を食べる人の肌は、やはり、脂肪が多く、肌が粗い人が多いそうですが、魚や野菜を多く取り、健康に気をつけている人の肌は、なめらかで、美しいそうです。
これは、美しさは、やはり、食べるもので、内臓が影響を受け、体質が違ってくるからだと思います。
つまり、秋田スギの場合は、「日照時間」という関係で、成長が遅く年輪が細かいということがありますが、木肌の美しさは、そこの「土壌」だと思います。土壌には、様々な養分や栄養が含まれていますから、その影響を受けた樹は、中身が美しい「木肌」になるのではないでしょうか?

さて、今日から娘達の食事は、お魚と野菜をたくさん食べさせるように工夫をしなくては・・・。

by 村上直樹