コラム

2005.11.10

未来を見据えて、今をチャンスにする

秋田市は、ここ二日ほど、一時的に台風並みの風や雨、そして、寒さなど、大荒れの天候になっています。

今年は、残暑で、半袖でいられる時期が、10月中頃までありましたので、突然の寒さは、「冬の到来」を感じさせます。

秋田や北国では、雪の降る冬の期間が、3ヶ月以上あります。

ですから、「冬の準備」をして、冬眠するのではなく、「冬を楽しむ生活」、「冬を活用したビジネス」を考えていかないと、1年の四分の一を無駄にしてしまいます。

春には、どんな生き物や植物も生まれたり、芽生えたりします。北国に住む人は、その春のために、じっと我慢しているのではなく、何か新しいことを考えたり、行動しなければなりません。

たとえば、「氷結酒(シャーベットのお酒)」は、まさに冬の雪の中で考え生まれた商品ではないかと思います。

熱燗を飲む寒い冬には、「それを夏の商品として売る」という考えられないことを考えたりすることで、「冬の到来」を「チャンス」と捉えるか「あきらめる」かが、分かれ道になると思います。

by 村上直樹