コラム

  • 2006.1.10

    お客様は、王様です。

    昨日は、成人式ということで、各地で催されたようですが、私の場合は、1月15日という古いイメージが、昔からありますので、どうもピンときませんでした。
    しかし、自分の息子や娘達も「これから成人になって社会で頑張っていくんだなあ」と考えると、何か深いものを感じます。

    さて、昔からよく「お客様は、神様です」と言ったコピーが、流行りましたが、先日、松下幸之助の本の中で、「お客様は、王様です」という言葉が出てきました。それは、どういう意味かと言いますと、「国を守る王様の言うことを、ごもっともごもっととばかり言って従っていると、間違ったこともそのとおり行うことになり、国にとって良くない。むしろ、たまには、王様に苦言を言い、気付いてもらうことで、良い国づくりができる」といことでした。

    つまり、お客様を王様、国を家族や家庭と考えた場合、私達は、お客様に対しても、やはり、お客様の気分を損ねるかもしれませんが、間違った思い込みや考えがある場合は、私達からキチンと説明してあげ、気付いていただき、納得していただけるように努力しなければならないと言うことだと思います。「お客様は、神様です!」それは、たしか三波春夫という歌手の言葉でした。歌手ですから、お客様の喜んでくれる歌を一方的に提供するしごとです。それも大事な仕事です。

    しかし、私達は、お客様と一緒になって幸せ作りをしていく商売です。
    大事な王様の名君になって、頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.9

    小さいけれど大きな安心を感じる家

    今月、秋田市新屋松美町で展示公開している「樹の家」は、改めて、その快適性を感じ取れる家です。特に新屋地区は、海岸に近く、浜風の強い地域ですので、今回の寒波では、その冷たく強い吹雪が、吹き荒れています。

    しかし、「樹の家」に一歩入ると、そこは別世界。まるで、大きなホテルの中にでもいるような外の寒さや猛吹雪の気配をまったく感じさせない「頑丈」で、「あたたかい」、まったくストレスを感じさせない「癒しの空間」になっています。

    そのことは、この工事に携わった担当者も携わらなっか社員もみんな驚くくらい感じています。小さくコンパクトな家なのに大きく感じる、そして、自然素材と無垢材の「生命材料」で、気持ちよさを感じる。

    本当にこの季節だからこそ、是非、たくさんのお客様に「体感」していただきたいと思いますが、この道路事情ですので、今は、ただ一日でも早く、天候が回復してくれることを祈るだけです。

    by 村上直樹

  • 2006.1.8

    大雪を良い経験として

    毎日、毎日、雪寄せ、雪捨ての日々です。私の高校生になる息子もアルバイトで手伝いをしています。雪寄せは、意外と体力の使う、キツイ労働ですので、若い人や経験者ででないと無理だと思いました。

    ましてや、今回のような大雪ですと、重機で寄せないと、人間の手作業では、相当の時間と人数が必要ですし、特に秋田は、高齢者の割合が日本一の地域ですので、そんな方が、住んでいる家の雪や倒壊の恐れのある危険な家の雪は、行政の管理や力だけでなく、地域のみんなで助け合いながら、行動していかないと、大きな事故になりかねません。

    今でこそ、地震、台風、豪雪にも耐えられる家が、多く立ち並んでいますが、昔ですと、粗末な家で、「自然の脅威」を感じながら、その自然の中で人間は、知恵や力を出し合い、生活してきたと思うと、現代は、なんて幸せなんだろうと感じます。

    今回のこの大雪をいい意味での経験として、地域の住民として、住宅建築においては、雪国の今後の家づくりと、主要道路の管理においては、早め、早めの対策が、必要かと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.7

    仕事始めと完成見学会プレオープン

    昨日から2006年の仕事始めとなりました。職人さんを含めての初心の挨拶を行いました。今年の正月は、例年にない特別な大雪でしたが、一昨日の除雪と今朝の佐藤琢也君の除雪により、駐車もスムーズにできました。
    これも、いつも社員に言っている「前始末」をしっかりすること。つまり、物事の終わった後の始末ではなく、行う前の準備、心がけが、大切だと言うことだと思います。

    さて、いよいよ、昨年末に完成した新築住宅「秋田スギ・樹の家」の完成見学会が、今日から始まります。チラシや新聞では、告知しておりませんが、OB客の皆様や工事予定のお客様、近隣の方へは、プレオープンということで、見学していただこうと思っております。
    リフォームや新築住宅という「住まい」に対して、村上商店のこれからの家作りのコンセプトを体感できるモデルハウスです。
    たくさんの方に見学していただきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.1.6

    誰かの喜んでくれる顔のために

    昨日は、物凄い大雪のため、会社の駐車場を朝から除雪をしました。会社のロードヒーティングは、休日のため、止めてあったので、その部分だけでもと思い、一人で淡々と行いました。

    雪寄せをする場合、まず、どこに寄せるかを決めます。そして、どこから除雪するかを決め、どこまで行うかを決めます。そして、なんのために除雪をするのかを考えながら作業をしました。
    私の場合は、翌日の社員の駐車できるスペースを作るという目的のため、駐車場の一角を寄せる場所として、ロードヒーティングで解けやすい場所の雪をすべて取り除くことを目標として、行いました。
    そして、その作業を行っているいるうち、面白いことを発見しました。

    スノーダンプで寄せ、山盛りになった場所は、子供のソリ遊びの場所になることに気付き、雪寄せしながら子供の喜ぶ顔が目に浮かんできました。この雪寄せという辛い作業も、ふとした考え方で、自分を奮い立たせる・・・。
    やはり、「何事も目的をもちなさい」とよく言われますが、誰でも、どんなことでも、誰かの喜んでくれる顔が、究極の目的なんだなと感じました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.5

    大雪を忘れず、安全運転の有難みを知る

    昨晩からの記録的な大雪で、新幹線こまちやバスが運休になり、高速道路は、閉鎖、なんと秋田市内の午前11時の積雪は、73センチにもなり、48豪雪以来の大雪になりました。
    また、昨年の12月の平均気温は、史上最低だとニュースで報道されていました。記録的な大雪になり、雪による被害や営業閉鎖の温泉旅館もでていました。なんとか、私達は、この冬を乗り越え、暖かくなってもこの経験を決して忘れることなく、雪の対策、寒さ対策をもっともっと考え、準備しておくことが重要だと思います。

    さて、1月4日の昨日から、御用始ということで、朝は、車の数もだいぶ増えてきました。昨日の私は、免許センターへ、運転免許の更新に行ってきました。私の場合は、無事故無違反でしたので、一般講習と言って60分の受講で5年間の有効期限でしたが、事故や違反があった場合は、120分の講習で3年間の有効期限ということでした。
    私の場合は、たまたま運がよく、事故や違反になりませんでしたが、交通事故の恐ろしさや悲しさを運転免許センターの講習テレビビデオで、しっかりと頭にたたきこみましたので、車の運転には、油断せず、これからも、安全運転に心がけたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.3

    安きに居りて、危うきを思う

    最近、秋田では、JR羽越線の脱線事故や湯沢市の泥湯温泉の有毒ガス事件などで、全国的に有名になってしまいました。どちらも天災事故のようですが、詳しく見てみると人身事故のような気配もします。

    飛行機も電車もバスも、まず、安全第一ということで、利用する人たちも、そのことを「当たり前」のように信じて利用しています。また、泥湯温泉でも、私も訪れたことはありますが、その「硫黄の臭い」は、強烈なのに「人体に悪い」という掲示もされていませんので「安全」だと思い訪れていました。
    大きな事故の前には、小さな事故や前兆が、何十回何百回とあるのだそうです。その小さな変化を気づくことで、事故を未然に防げるそうです。ですから、私たちは、業種は違っても、やはり、同じサービス業です。
    お客様の安全のために、日々の点検や修理、小さなミス、小さなクレームにも敏感に反応し、その中から新しいサービスを開発していかなければならないと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.2

    お正月を家族でのんびり過ごす

    お正月は、どこもかしこも車でいっぱいです。秋田市内も県内の湯沢や横手も、ほとんどの人が、車で移動するため、駐車場の大きなショッピングセンターは、大盛況です。

    テレビでは、全国の正月行事が映し出され、また、「福袋」を買い求めるデパートの様子が、まるで運動会のように見えました。
    人は、「これがなければ一年がはじまらない!」と言い、なぜか同じことを繰り返すことや、変わらないものに安心してしまうのかもしれません。ですから私たちは、いつも「変えてはならないもの」と「変えなければならないもの」を見極めて、行動して行かなければならないと思いました。
    さて、どこに行っても混雑しているお正月は、毎年のように、本でも買ってきて、家の中で、のんびりしているほうが、正解なのかもしれません。
    正月二日目は、家族みんなでゴロゴロの一日でした。

    by 村上直樹

  • 2006.1.1

    一年の初めに思うこと

    今日の秋田市の元旦は、晴天で、温度も上がり、雪が解けていました。
    私は、久しぶりにゆっくりと布団の中で過ごし、1年分の朝寝坊をさせてもらいました。その布団の中では、昨年1年間の反省を思い出し、今年1年間の目標を布団の中で考えたりしていました。

    そして、毎年の新年の儀式(?)として、家族5人で「新年の挨拶」と「お年玉」と「お神酒の回し飲み(子供は、一口だけ)」と「お雑煮」食べてから、母のところに家族で挨拶に訪れ、初詣に向かいました。
    しかし、晴天のためか神社の前は、渋滞で車が動かず、あきらめて、1月3日に行くことにしました。

    そして、その後、家内の実家である湯沢に向かいましたが、高速道路は、しっかりと除雪してあり、また、湯沢市内は、屋根の雪も路肩の雪も秋田市の倍近くあるのですが、道路には、ほとんど雪がなく、秋田市のように凹凸になっていないので、この除雪の体制には、いつも感心してしまいます。

    村上商店もお客様に感心されるような体制にしていきたいと思いました。
    それでは、ゆっくりと新年の休日を休ませていただき英気を養い、今年もがんばってまいりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.31

    順風には、用心。逆風には、忍耐。

    いよいよ、今日で、平成17年、西暦2005年も終わりです。

    2003年11月からホームページで日記を書いていますが、それ見てみると、2004年の正月は、春のような気候で、暖かい過ごしやすい冬でしたが、その夏は、台風が多く、8月20日の台風15号では、秋田を直撃し、大きな被害を招きました。

    今まで、日本海側の秋田は、ほとんど台風の通過しない安全な地域でしたので、その時は、地球の環境が、変わってきているのかなと感じました。

    そして、2005年の秋田の冬は、雪も平年並みに多く、大きな台風もきませんでした。
    ということは、今年の冬は、この大雪ですので、2006年の夏は、もしかして台風のない、温暖な季節になるかもしれません。

    私は、この世は、何事も、プラスとマイナスだと思っています。
    楽をすれば、苦労がやってくるし、苦労すれば、楽がやってくる。

    そして、辛い事のあとには、うれしいことがやってきます。

    ですから、いつも「順風には、用心。逆風には、忍耐」の気持ちで、頑張っていきたいと思います。

    by 村上直樹