コラム

  • 2006.1.21

    黄色い幸せを呼ぶ半被

    昨日は、「大寒」。でも、時より晴れ間から太陽が、見える一日でした。その、大寒の「友引」の日のいい日に上棟式を行いました。
    お施主様、神主さん、大工さん、そして、現場監督とみんなで、これからの工事の安全と素敵で、快適で、素晴らしい建物が、できますようにお祈りをいたしました。
    そして、最後に「幸せを呼ぶ、黄色いハッピ」を着た工事関係者が、お施主様を囲い、記念写真を撮りました。やはり、何事も節目節目を大切にし、気持ちを引き締め、みんなで心をひとつにして、協力していくことが、大切だと感じました。

    さあ、今日から、二箇所で二日間、イベントが、開催されます。そのひとつ、新屋松美町では、「秋田スギ・樹の家」新築完成見学会(モデルハウス)の公開です。そして、もうひとつは、「電化リフォーム相談会」は、手形のTOTOショールームで、開催します。
    是非、たくさんのお客様にご来場いただきたいです。
    黄色い半被(ハッピ)で、ハッピー(HAPPY)になりますように(^^)V。

    by 村上直樹

  • 2006.1.20

    天災による人災に負けず、助け合う

    昨日は、マイナス4℃ということで、底冷えのする寒さで、みんなが振るえ上がっていました。当然、現場では、外仕事は、はかどらず、雪捨て作業ぐらいの仕事しかできないのが、現実です。

    今年のこの豪雪は、様々な被害や問題を引き起こしています。例えば、屋根の雪が、隣人宅へ落ちて、車に損害を与えたり、賠償問題で人間関係が崩れたり、道路でスリップをして衝突をしたりなど、本当は、雪のせいなのですが、どうしても、人のせいになったりします。
    今回は、まさに記録的な過去に例のない大雪、豪雪の天災なのですが、そこに人がいる、人が作ったものがあることで、人災になってしまいます。「やられたから、やり返す」というのは、人間社会では、「LOSE&LOSE」と言って、「戦争」になってしまいます。
    しかし、「やられても、やりかえさない、言うなりになること」は、「WIN&LOSE]です。しかし、私達は、お互いにお互いを思いやり、どちらも幸せにならなければなりません。
    そこには、「WIN&WIN]と言って、どちらの利益にもなる方法が、あるはずです。
    豪雪と言う災害で、お互いに助け合い、慰めあい、良い形で、この雪災害の中で、地域住民として良い人間関係を築き上げていきたいものです。

    by 村上直樹

  • 2006.1.19

    大雪が残した人工の雪山

    今日は、また、一段と気温の低い日です。
    会社の向かい側の500坪もある広い空き地は、秋田市所有の土地のため、市内各所から大型ダンプで、除雪した雪を降ろして、ショベルカーで、積み上げていきます。その高さは、まさに二階建ての住宅くらいになり、壮大というべきか、恐ろしいというべきか、雪祭りでもやって欲しいくらいの多さです。
    この雪は、春になっても夏になっても、融けないのではないでしょうか?また、この地域は、水はけも悪いため、融けだした雪が、近隣の住宅に迷惑にならないような配慮もしなければならないと思いました。

    「災害は、忘れた頃にやってくる」と昔から言われます。ですから、災害の終わったあとも、また油断せず、心掛けていかなければならいと思いました。
    shoberu carnakaniwa ooyuki

    by 村上直樹

  • 2006.1.18

    子供の成長に思うこと

    毎日、こうして日記を書いていると、日々の変化や気付きを思い出しては、反省したりすることが、多くあります。
    それは、自分のことであったり、家族のことであったり、会社のことであったりしますが、誰もが、どんなことも自分が悪いとは、思いたくないのですが、客観的に見ることで、その過ちに気付きます。
    「もし、相手の立場で、そうされたら、どう思いますか?」
    ということを瞬時に判断できないのは、まだ、自己中心でしか物事を考えることのできない赤ちゃんや子供と同じことになると思います。
    私の娘もそうですが、子供は、学校やクラブ活動で友人との関係の中で、失敗して悩んだり悲しんだり、成功して喜んだり楽しんだりしていく中で、成長していきます。頑張って欲しいです。

    さて、今週から、子供達の冬休みも終わり、小・中・高校が始まりました。また毎朝、この子供達のため、朝食の準備をしなければなりません。あまり、美味しくない料理なので、いつも残されたりしますが、そのうち、きっと、お父さんの朝食の有難みに気付いてくれるようになるだろと奮闘しています。
    しかし、もしかして、ありがた迷惑なのかもしれません。

    by 村上直樹

  • 2006.1.17

    リフォームで、バージョンアップ

    ここ二日間ほど、3月下旬のあたたかさと言うことで、雪も降らずに過ごしやすい日々です。

    さて、昔から、住宅リフォームという業界は、まだ、新しく歴史も浅いと思われますが、建築業と住宅リフォーム業とは、基本的に同じ仕事なのですが、一般の方には、別々に認識されているようです。そもそも、「修繕工事屋」、「住宅便利屋」という、大きな建物や新しい建物が、完成したあとに「メンテナンス」をするところから始まっている訳ですが、最近では、高性能の住宅資材や設備により、リフォーム工事をすることで、建物を「バージョンアップ」すると言ったほうが、適切だと思います。
    例えば、車で言えば、中古のエコノミータイプの普通乗用車をエンジンから部品、骨組補強から外観、内装、足回りまで換えて、高級車並みに変身させてしまうというものです。そこには、当然、外観内装には、カーデザイナー、エンジンや足回りには、カーエンジニァが、担当しなければ、良い車にななりません。
    やはり、良いものを作るためには、それぞれの担当者が、日々勉強、努力、改善していなかねればなりません。
    時代とともに様々な仕事や職業が、増えていきますが、業界発展をさせて、健全で正しい仕事をしていくといった点では、すべて、基本は同じだと思います。
    自分だけが儲ければいいといって、ルールを守らず、業界や消費者の利益を考えない会社は、自ずと消えていくものだと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.1.16

    完成見学会(モデルハウス)オープン!

    今年、第一回目の弊社の新築完成見学会が、開催されました。お客様は、この雪の多い中、また、運転しづらい中、ご見学においでくださいまして、本当に心から感謝しております。
    このモデルハウスは、今月一ヶ月間だけお借りして、展示公開していますが、来場されたお客様、同業者、木材関係者から、驚きや感動や喜びの声をたくさんいただき、本当に有難く、これからも頑張ろうとチカラが、沸きました。
    また、この会場で直接、お客様の問題点や悩んでいること、希望、思い、夢をお聞きすることで、私には、本当に勉強になりますし、お客様も私のちょっとしたアドバイスに新しい発見が生まれるようです。

    「住宅は、リフォームも新築も同じです。」と、私は、いつも申し上げています。住宅リフォームもこれからは、日々進歩改善され、新築住宅用に研究され性能の高い新商品や工法をどんどん取り入れていかなければならない思います。ですから、新築住宅でも、リフォームでも、お客様にとって、本当に暮らしやすい、快適な空間を創造して行かなければ、この仕事は、続けていけないものだと自分自身に言い聞かせております。お客様の笑顔と喜びの声が、私達の目的です。

    そして、その笑顔と喜びの輪を少しづつ着実に大きく広げていくことが、最大の目標です。
    日々改善し努力し、勇気をだして頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.15

    やったことがないから、やってみる

    昨日は、やっと気温も緩み、外気温度が、5℃程度でした。今回の大雪で、道路に降り積もった雪は、除雪車が処理してくれたおかげで、幹線道路などは、ほとんど雪も融けて消えて運転し易かったのですが、小路に入りますと、逆にドロドロになった雪が、車のタイヤを埋めたりして、走行が、大変になってしまっていました。
    毎日、テレビでは、新潟の大雪の地方の「雪寄せ」の件で、報道されていますが、その中で、雪寄せのボランティアの「若い方」が行っても、「素人だから無理だ、できねえよ」と屋根に上げてもらえず、「老人」の方が、大雪が乗った屋根のうえに上がって雪下ろしをしているのを見て、むしろ、疑問と危険を感じてしまいました。
    実際には、確かに雪寄せに関しては、そうかもしれませんが、やりかたは、無限にあると思います。「若いから、まだ、無理だ」とか、「まだ早い」とか、若者に権限や仕事を譲らないことは、地方や村では、よく見かけることです。確かに歳をとっても、権限や地位は欲しいものですし、まだまだ若い者に負けないぞと思っている方も多いと思います。

    会社も同じで、「やったことがない」から、「やってみる」価値があるのですが、「前例がない」「そんたごと、聞いたごとね、無理だ」とやる前から、企画や設計プランも見ないで、経験と慣例で判断してしていると、まったく、進歩発展がなく、老人的な会社になってしまうと思います。

    経験と勘だけで仕事するのではなく、経験と勘を積み重ねていける会社、そして、新しいことにチャレンジしていく会社になりたいです。

    by 村上直樹

  • 2006.1.14

    樹の家モデルハウスオープン!

    いよいよ、今日から毎週土日、1月末まで、秋田市新屋松美町で、「モデルハウスオープン」ということで、村上商店が、これから提供し続けていく「素敵な家」「おしゃれな家」「体にいい家」「楽しい家」をテーマにした家、実際に住まれるお客様の住宅ですが、特別に1ヶ月間お借りして、展示公開いたします。

    村上商店の完成見学会に来られている方は、どこの会場でも、皆さん体感しておられますが、「無垢の木」「自然素材」「明るいインテリア」「暖かさ」を五感で感じることができます。
    今回のモデルハウスは、とても小さな家ですが、小ささは感じられず、むしろ、その空間の広がりにみなさん驚かれます。
    私達が、これまで、リフォームと言う形で、お客様の暮らしを改善していくために試行錯誤してやり続けてきた中で気付いたことは、住宅を造るという事は、建物(ハード)と暮らし(ソフト)は、一体で考えなければならないもので、そこには、すべて個性的でオーダーメイドな家が、生まれます。
    そして、必ずお客様や家族の「笑顔」が、生まれ、永いお付き合いが始まります。それは、新築もリフォームも同じです。ただ、「直す」のではなく、そこにもうひとつ「安全」をプラスしたり、ただ、「取り付ける」のではなく、「インテリア性のあるもの」にするなど、同じものを扱うのに村上商店に頼むとどこか違うと言われなければなりません。
    ですから、「進化」という言葉で、常にお客様のために社員、会社が、正しく成長していかなければなりません。
    今回のモデルハウスで、また、大きく正しく進化していきます。

    by 村上直樹

  • 2006.1.12

    日本人の良いことを伝えていく

    昨日は、1月11日で、大安。牛島の佐藤様宅の建て方が、着工しました。私達は、建物の日取りには、意外と気を使い、できるだけ良い日を節目として始めます。
    そうすることで、工事にかかわる人の気持ちが引き締まるといいますか、昔から、普請に良い日というのが、暦にあらわされていますので、工事につきものの事故や災害に会わないように祈念します。

    新築の場合は、だいたい、土地を祀る地鎮祭と建物の無事故無災害を祈る上棟式の二つですが、建物に魂を入れるという意味で竣工式を行う方もいらっしゃいます。
    いずれにせよ、日本人は、キチンとした性格の国民ですし、昔から行ってきた行事や礼儀を守っていくことが、これからも大事だと思います。

    また、新築に限らず、解体するときには、古い建物に「お礼」の意味を込めて、祈祷したり、井戸や池があった場合は、御祓いをしたりと、先人の残したものを大事に思う気持ちは、これからも必要ですし、私達もグローバルな考えで、世界の中の日本の子供達に日本らしい良いものを残していくといった気持ちで、行動していかなければならないと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.11

    人をびっくりさせて、楽しい人生

    私の好きな言葉で「男子三日会わざれば刮目して見よ」が、あります。これは、どういう意味かと、私なりに解釈しているのですが、「男子たるもの、知り合いから以前と同じだろう、変わりないだろうと思って会いに来た時、その成長ぶりに驚かれるくらいにならなければならない。」ということだと思います。

    現代ですと、男子も女子も同じですが、いくら、その時、失敗しても、知識がなくても、レベルが低くても、「日々努力をして、また会う人に驚かれるくらいの人間になりなさい。」と言うことだと思います。
    逆に過去のすばらしい学歴や名声や実績などがあっても、今現在も努力をし、勉強し続けてなければ、単なる過去の夢物語であり、今は、なんの意味もないことだと思います。

    私達には、その日々の努力の結果は、年齢に関係なく、性別に関係なく、平等に訪れてきます。
    「以前は、できたんだけどなあ~?」と過去に頼るのではなく、「無理だ。できない。」とあきらめるのではなく、「よし、今からできるようになろう」と、何事にもチャレンジし続けることで、最後には友人や知り合いを驚かせることができる、楽しい人生になるのではないでしょうか?

    by 村上直樹