コラム

  • 2006.2.2

    素直な心で、頑張ろう!

    最近、高校受験を間近に受験生を持つ親の気持ちは、やはり、とにかく本人に実力以上のものを出して欲しくてたまらないのではないでしょうか。そのためには、神社仏閣めぐり、頭にいい食べ物の研究、家族で風邪をひかないように予防接種、などなど、特に私の娘の場合は、本格的に実力がありませんので、どのように意識改革し、メンタルトレーニングをして、集中力を出してもらおうか、受験に落ちても落ち込まないように、かつ、プライドを傷つけないようにしようかなど考えております。

    先日、経済雑誌を読んでおりましたら、漫才師の方の小さい頃の思い出が、書かれていました。昔、その漫才師の方の家は、とても貧しく、家には、おばあちゃんしかいなく、また、食べる物もなかったそうです。でも、やはり、子供ですから、お腹がすくと「腹減った~」とせがむ、そうすると、「外で遊んで来い!」と言われる、家に帰るなり「腹減った~」というと「早く寝ろ!」と言われる、朝起きて「腹減った~」というと「早く学校行って、給食たんと食べろ!」と言われ、お昼まで我慢して、学校で給食を食べる、毎日何も食べてないから、これが、うまくうまくてしょうがない。
    こんなに美味しい給食を残すなんて、とんでもないと思っていたそうです。また、そのおばあちゃんには、いつも、「勉強が嫌いなら、勉強は、頭のいい人にやってもらえりゃいい、世の中には、たくさんの数え切れないくらいの仕事がある。その中で、世の中のため、人のためになる、一番役に立つ人間になったらええ。」そんなことを書いていました。
    そして、その文章の中には、その方の苦労もありますが、「素直な生き方」が、あらわれているように感じました。
    人間の一番大事なことのひとつ、「素直さ」これを心の底にいつも持ち、頑張っていきましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.2.1

    風邪をひいたら、小児科へ行こう!

    今日から、2月です。私が、風邪で、ダウンしてからもう、1週間にもなります。熱は出ないのですが、声や咳が、一向に良くなりません。
    「風邪と言うものは、「体力」と「気力」で直すものだ!」と思っていましたので、なかなか治らない今回の風邪に自分の「根性のなさ」を感じていました(苦笑)。
    しかし、家内から「小児科の先生に行ったら?」と言われ、そういえば、風邪を治すのは、子供の風邪の治療の多い、小児科の先生が一番上手いということを聞いていたことを思い出しました。

    そこで、早速知り合いの小児科の先生のところへ伺い、(待合室では、一人で恥ずかしかったのですが・・・)、インフルエンザの検査と様々な薬を処方していただき、なんとか、だいぶ体も楽になりました。

    小児科の病院では、かわいい赤ちゃんや子供と一緒にいれるし、明るい待合室だし、風邪を引いたら、家族で小児科というのは、これからの定番かな?と思ってしまいました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.30

    同じ業種で、業態変化をしていく

    最近、建設業と言うものが、大手総合建設業から町の小さな工務店まで、時代の流れで、ずいぶん変わってきました。それは、数年前からの公共工事の大幅な削減により、勝ち組と負け組みの差が大きく生まれ、最近では、秋田の老舗の建設会社が、次々と廃業や破産に追い込まれていることにも、顕著にあらわれています。

    弊社もそんな中、数年前から、「業態転換」にチャレンジしてきました。建築業と言う「業種」において、お客様中心で考える時、その建築業の中に「提案力」「サービス力」「情報力」といったものが、含まれていなければなりません。
    公共工事のように決められたものの中で、提案や企画の必要もない価格だけが、落札基準になる受注の場合には、その会社の魅力というか、独自性というものが、出ないような気がします。

    いままで、様々な業種が、時代の流れの中で、つぎつぎと業態変化してきました。その代表的なのが、小売業のコンビニエンスストアです。とにかく、お客様の利便性を考えた営業が、瞬く間に全国に普及し、社会現象までなりました。しかし、このコンビニエンスストアも、現在、売上に伸び悩んでいます。それは、同じような店舗の飽和状態であり、成熟期に差し掛かったことになります。ということは、どんな商売もまた、常に変化し続けていかなければならないと言うことだと思います。

    その会社が、どのように業態変化するのか、それは、そのトップにすべて託されていると思います。トップとは、常に自分よりもお客様、社員、家族、取引先の幸せを考え、行動できる人にならなければなりません。
    日々「進化」していけるよう、改善に改善を重ね、がんばりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.1.29

    「樹の家」の展示公開を終えて

    今日は、晴天で、気持ち良く、道路に積もった雪がなければ、春のように感じます。展示公開中の秋田スギの住宅「樹の家」も本日で、終了です。今日は、以前からお打ち合わせ中のお客様や、以前見学会に来場されたお客様に来ていただき、本当にうれしかったです。
    心より感謝申し上げます。

    私自身は、風邪をひいてしまい、声が枯れて、聞きづらいご説明にご来場された皆様には、大変申し訳なく思っております。この建物に1ヶ月間滞在し、実際にその室内環境を体感し、改めてこの住宅の素晴らしさを確信いたしました。
    それは、自然素材という「生物材料」の心地よさ、高断熱という「ブローイング断熱」の高性能、そして、パネルヒーターによる天井・床・壁に温度差のない空間、冬の強風にもビクともしない4寸角とパネル工法による構造体、そして、室内のインテリア・・・などなど、自分で言うのもなんですが、「いい家」です。次回の住宅も喜んでいただけるよう、心を込めて提供したいと思います。

    昨夜は、弊社の新年会を開催させていただきました。新年会では、私が、挨拶し、昨年の無事故無災害に感謝するとともに、社員、取引先、協力会社の皆様と一緒に今年の仕事の安全を祈願いたしました。
    また、特に弊社に協力的に努力していただいた会社、個人の方に感謝状を手渡し、これからの強い結束を誓い合いました。
    しかし、私自身、風邪で声がつぶれて、聞きづらい挨拶をしてしまい、心苦しい新年会でした。

    by 村上直樹

  • 2006.1.28

    古くて新しい街をデザインしていく

    ついに風邪で、ダウンしてしまいました。ここのところ、風邪をひいていませんでしたので、気の緩みが、出てしまったのでしょうか?
    最近は、インフルエンザが、流行しているということですので、気をつけていただきたいと思います。お出かけして、家に帰ったら、まず、「うがい」と「手洗い」をお奨めします。

    秋田市内の道路は、除雪が進み、除雪費用の予算10億円のところ、実際には、30億円かかってしまったということでしたが、ほとんどの道路の雪が、なくなり、車での運転は、だいぶ楽になりました。しかし、歩道には、まだ雪が残り、通行者にとっては、最悪の状態です。
    秋田という地域は、都会と違い、電車や地下鉄がありませんので、どこに行くにも車をつかってしまいますので、広い駐車場のない秋田市の中心街は、お店の数も減り、ガランとしています。そして、広い駐車場のある店舗であれば、スパーマーケットからレストランから眼鏡店から居酒屋まで、繁盛します。

    昔は、チンチン電車といいますか、道路の真ん中を路面電車が走り、小さい頃、母親と買い物に行くのに使った記憶があります。しかし、今は、車社会になり、車優先になり、街を歩く人は、誰もいなくなり、秋田市内の商店街は、ほとんどなくなりました。
    これからは、車優先の社会に対し、車の乗り入れることのできない街を造ったり、コミュニケーションの生まれる街づくりにしたり、「街をデザインする」ことは、これから、とても重要だと思います。高速道路もいいですが、その前にその地域、街、風土、歴史、伝統を守り、新しく進化していく町並みを作っていかなければならないのでは、ないでしょうか?
    路面電車の復活に期待します。

    by 村上直樹

  • 2006.1.26

    もうすぐ、春です。

    先日まで、耐震偽装事件のヒューザーでしたが、今は、毎日、毎日、証券取引法違反のライブドアのニュースです。
    会社というものは、大きくするときにどうしても「無理」をしてしまうのでしょうか?それとも、「後戻り」できなくなるのでしょうか?企業の急成長の陰には、必ず落とし穴が、あるように思えます。
    私個人の考えとしては、ライブドアのいう、商売をしていく中で、「法の網をくぐる」といった言葉は、よく、今まで暴力団やその道の人達が、つかっていましたので、良い経営ではないような気がしていました。

    インターネット事業ということに関しては、素晴らしい実績や経歴があると思いますが、株を操作するということは、「経営」ではないと思います。これから、頑張って軌道修正し、良い方向にその実力を発揮していただきたいと思います。

    さて、秋田の雪も一時休憩といったところで、ようやく、除雪車が各町内の道路の雪を取り除く作業が、始まりました。いまごろ?という感じもしますが、今年は、特別な豪雪ですので、しかたありません。
    この雪が、融けると、いよいよ、春に向けてスタートです。冬の厳しい秋田の春は、本当に美しくさわやかです。
    春からはじまる「春夏秋冬」の繰り返し、がんばりましょう!

    by 村上直樹

  • 2006.1.25

    創意工夫で新しいサービスの提供

    弊社、村上商店では、毎週土日は、展示会や相談会を開催しているので、水曜日が、営業や土日担当者の休日になります。
    今日は、その水曜日です。変則な休日ですが、やはり、キチンと休みをとって、丸一日何もしない日とかを設けた方が、体や精神的に疲れを癒すには、ベストです。
    私の休日は、とにかく、遠くに行きたくてしょうがありません。どこでも良いのですが、違う土地にいて、ボーっとしているのが好きで、一番、疲れがとれるような気がします。

    さて、誰でも、仕事をしていて、「ストレス」や「プレッシャー」を持ちながら、自らのモチベーションを高めるために「目標設定」をしています。それは、会社から与えられた目標と自己の目標を掲げたりした上で、創意工夫をしてがんばります。
    しかし、その「ストレスやプレッシャー」を仕事ではなく、上司や顧客など個人に向ける人は、成長しません。仕事は、社内でも社外でも、すべてコミュニケーションです。
    たとえば、お客様からのご依頼に対し、「できないことは、できない」と言ってしまえば、お客様のストレスになります。しかし、「それは、できませんが、べつの方法を考えてみます」と言った対応ですと、安心と信頼が、生まれます。
    無理なご依頼や注文に対し、創意工夫をして対処し、新しいサービスを発見していくことが、私たちの仕事の「毎日の目標」です。
    がんばりましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.24

    ライブドアバブル崩壊の報道で思うこと

    ライブドアの報道に日本中が、大騒ぎの毎日です。強制捜査から逮捕ということで、ITバブルとか、崩壊とか言われていますが、実際に「ものづくり日本」の中で、目に見えないものを操作し、あやつり、利益を上げていたということでした。
    私には、よくわかりませんが、「株で儲けた人は、いない」と昔から、父にも言われてきましたので、まず、ひとつひとつ、着実に信用と信頼を積み重ね、目先の仕事、思いやりのある仕事、自分よりお客様の利益を優先して、経営してまいりたいと思いました。
    snow man

    by 村上直樹

  • 2006.1.23

    有頂天ホテルを観て

    昨日は、マイナス5℃のとても寒い一日でしたが、見学会、相談会にご来場の皆様には、本当に感謝いたしたいと思います。
    このような寒さでも、新築の見学会場の室内の温度は、24時間21℃の一定に保たれておりますので、来場したお客様は、この自然なぬくもりに皆さん驚いていらしました。
    ありがとうございました。

    さて、昨日は、久しぶりに映画を観させてもらいました。それは、今話題の「有頂天ホテル」です。内容は、昔で言うと、クレージーキャッツなどのドタバタ喜劇のような、次から次に場面を変えながら、笑いを見せる映画でしたが、まるで、舞台をそのまま映画にしたような感じがしました。
    大画面で観る映画には、大スペクタルといいますか、映像と音声の大迫力に圧倒され、感動したりしますが、この作品には、それは、ありませんでした。
    そこには、人生の喜怒哀楽を簡単に表現した笑いと感動がありました。

    ホテルは、24時間眠らない仕事です。実際に今日は、弊社の社員も秋田キャッスルホテルで、昨日の12時から夜間作業を頑張っています。華やかなホテルの表舞台でも、人の見えない裏方の仕事ほど、とても重要な原動力となっています。
    このことにも、深く感謝いたしております。
    ありがとうございます。

    by 村上直樹

  • 2006.1.22

    毎日勉強、毎日発見、毎日感謝

    住宅は、建てるということでは、限られた土地の中に定められた建築基準法の中で、新しく作り上げていくわけですが、リフォームの醍醐味は、その建てられた古い建物の限られた空間の中で、今現在、お客様が、悩んでいること、困っていることを解決するところにあります。
    いわゆる、「問題解決請負業」になります。
    「古民家再生」のように、「伝統技術」を継承するための芸術的なリフォームもありますが、一般の住宅の場合には、「再生」するのではなく、そこに住む人のために健康に快適な空間を新しく作り上げるためにアイデアやひらめき、機能、デザインが、必要になります。
    ですから、リフォームは、プランする人により違いますし、お客様のためにお客様中心で考える人でなければならないと、私は、思っています。

    私の場合は、お客様のお宅に行き、現場を調査させていただき、どのように解決していけばいいのか考える時が、とてもワクワクして、楽しいです。そこには、いつもお客様の家族の喜ぶ顔を想像しながら、プランを作り上げます。住まいは、お客様の気持ちになって、一緒に作り上げてことで、本当に暮らしやすい家が、生まれるのだと思います。
    ですから、毎日勉強、毎日発見、毎日感謝していきましょう。

    by 村上直樹