コラム

  • 2007.9.6

    台風決行、完成見学会で、お待ちしております!

    台風9号が、東京に近づいています。そして、その後、日本列島を北上し、秋田へは、9月8日(土)の3:00頃、暴風域に入りそうです。そのため、今日から、現場担当者は、台風対策をはじめました。

    さて、その台風の最中、今週末も、弊社の完成見学会が、開催されます。今回は、先週も開催した「土崎北2丁目」の住宅と、「下北手松崎団地」の住宅の2箇所で、同時開催されます。「台風一過」となり、爽やかな秋晴れの完成見学ないになるのか?それとも、台風で、大荒れの完成見学会になるのか? 
    天の神様にお任せします。

    by 村上直樹

  • 2007.8.14

    猛暑の前の爽やかな朝

    お盆休みは、家内の実家、湯沢に来ました。久々の休日に体もびっくりしたのか、休みと同時に腰痛になり、二日間寝たきりになってしまいましたが、昨日、家内の運転で、川原毛地獄の手前、泥湯温泉に行き、腰を温めたり、冷やしたりして、湯治したところ、なんと、嘘かホントか今朝から、とても調子が良く、早朝から愛犬ジローと湯沢の町を散歩しました。
    湯沢の町は、秋田と違い、街路樹や里山が、たくさんあり、緑に溢れています。また、犬っこ祭りの名所ということもあり、ワンちゃんもたくさんいて、散歩の途中に吼えたり吼えられたり、大変でした。しかし、秋田市のように町から、どんどん緑がなくなり、市内が、車優先になっていく町並みとは違い、「ほっと」する故郷であり、「秋田らしさ」がある町並みに感じました。
    景気不景気といった経済の問題になってくれば、湯沢市は、確かに寂しい町並みなのかもしれませんが、だからと言って、経済や利便性を追求し、町から緑や自然をなくしていくことは、そこに住む人や訪れる人に心のゆとり、本当の人間の幸福感をなくしていくことと同じような気がします。
    小さな東京になるのではなく、質素だけど秋田らしい、小さいけれど素敵な町、ゆとりと美しさがある町、そんな町並みと暮らしができる秋田になれば、いいなあといつも思います。

    by 村上直樹

  • 2007.7.20

    住まいに対するポリシーとコンセプト

    今週は、東京の秋葉原に行って来ました。毎月、木造住宅の設計やデザインの勉強をしてくるのですが、なぜか、私の場合は、移動中のほうが、ひらめきやアイデアが、浮かぶようで、新幹線の中でも、ずーっと図面やスケッチブックに書き込んでいます。今回は、仙台まで、家内と一緒でしたが、そちらは、列車が動き出すと同時に眠り始め、到着までそのままでした(スゴイ!)。
    建築には、様々な工法や考え方があり、どれが正しいか、間違っているかということは、私自身も、決めかねています。しかし、建築基準法という法律があるわけですから、まずは、それに照らし合わせ、設計を進めていかなければなりません。
    しかし、住まいは、そこに生活する人が、住みながら変えていくもの、そして、自然に変わるものでもあります。そこには、まず、第一に安全な建物であることが、重要で、その次に快適性、そして、楽しい、面白い、遊び心のある空間になれば、家族とのふれあいや、絆が生まれます。
    ですから、ただ安全であればいいと言うことで、住む人を考えない間取りもだめであり、楽しい、面白い家にするからと言って、不安定な家もだめです。住まいに必要な全てを兼ね備えていなければ、私達、プロとして、お客様に住まいを提案し、提供していくことはできません。
    今年の村上商店は、そんな住まいに対するポリシーとコンセプトをしっかりとアピールしていきたいと思います。どうぞ、ご期待ください。

    by 村上直樹

  • 2007.7.13

    さわやかな朝のキッチン

    今朝は、もうすぐ梅雨明けかな?と感じる、さわやかな朝でした。私は、毎朝、愛犬ジローとの散歩のあと、一緒に軽くシャワーを浴びた後、朝食の準備に取り掛かります。
    今日の朝食は、簡単なトマトベース野菜炒めと目玉焼きにパンとコンソメスープ。デザートは、メロンとスモモと巨峰でした。できるだけ、短時間にできるようにして、そして、娘二人に食べてもらえるようにしてます。
    その準備が、朝の6時半に終わると、愛犬ジローのボディケアをします。室内犬ですので、目ヤニや体毛などを専用の化粧水(?)で、マッサージした後、ケージ(おり)の中の清掃をして、餌を食べさせます。
    そして、いよいよ、私の時間になるのですが、6時45分頃から、ストレッチ体操とボディエクササイズを行い、お腹のまわりの贅肉が、なくなるように頑張ります。
    そして、その結果、実は、なんと、1年前より、体重が、6キロ減量し(65キロが、59キロ)、ウェストが、6センチ細く(85センチが、79センチ)なり、ダイエットが、大成功しました。
    今まで、どんどん太り放題で、ズボンが小さくなって、困っていた頃が、懐かしいです。ですから、今では、洋服が、Lサイズから、Mサイズになり、シャツやズボンが、ブカブカになり、15年前の容姿になってしまいました。
    これは、自分や仕事だけを考えるのではなく、家庭のことを考え、早寝早起きを行い、そして、雨でも、雪でも、毎日、欠かさず愛犬ジローと散歩をし、運動に心がけた結果です。
    英国では、家族の中にペットとして犬がいることが、良い家庭だと言われているそうです。つまり、それは、人生とは、家庭を大事に考え、子供もペットも躾をしっかり行い、家族みんなが、健康で幸せになることではないかと、私なりに感じ、思いました。
    愛犬ジローに感謝です(ただ、まだ、吠えすぎるので、躾は、しっかり、していきたいと思います)。

    by 村上直樹

  • 2007.6.30

    自分を考えず、お客様を考える

    今日は、五城目のお客様のお引越しとお引渡しの日でした。昨日は、完成ビデオの撮影日でしたが、途中、奥様があらわれ、「本当にビックリしている。こんなに良くなるとは、思わなかった!スゴイ!」と喜ばれ、また、「お婆ちゃんが、一番喜んでいて、近所の友達をたくさん連れてきては、見学させているんです」と報告を受けました。

    実は、このお客様は、以前、ブログにも書きましたが、85歳になるお婆ちゃんが、リフォームにとても積極的で、施工後の完成写真だけでは満足されず、実際に弊社が施工した家を見てみたいということで、お連れした方です。そして、実際に見た時の驚きが、今回の完成後の喜びになりました。

    住まいとは、出来上がったものを購入するものではなく、これから作るものを購入することですが、いわば、そこには、「信頼」がなければ、契約に至りません。特に、リフォームの場合は、建売住宅やマンションとは違い、一つ同じものがありません。ですから、本当に気に入ったものを提供できるのか、そして、できた後も、キチンとメンテナンス、フォローしてくれる会社なのかという事も大事になってきます。

    私は、10年、20年、30年、そして、200年後も、信頼される会社になるように努力すると共に全ての面で、ハード、ソフトの質の向上を目指しながら、失敗を恐れず、常に新しいことに挑戦し続けていきたいと思います。
    そのためには、まずは、自分を考えず、第一にお客様のことを考え、その結果、評価され、進化していきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.6.10

    いよいよ、夏本番に向かいます

    今年は、暖冬ということで、過ごしやすく、暖かい日々が続きましたが、そのような時でも、リフォーム工事を冬の時期に行なう方は、そんなに多くありません。特に外回りなどは、雪や温度の関係で、急に施工できない時もありますので、効率の悪い仕事になってしまいます。
    そのため、リフォームを含む建築工事は、天候に大きく左右されますので、その点を考慮して、現場の工程や年間工事計画を組んでいかなければ、無理無駄が、多くなってしまいます。
    私達は、お客様に対し、住宅を全面的にリフォームする場合の打合せには、少なくても3ヶ月から6ヶ月、そして、工事期間は、約3ヶ月程度かかります。と、ご説明しています。そして、完成日を決めて、逆算して、着工日を決め、そして、打合せを行なっていきます。
    秋田の場合、雪がとけ、4月着工から始まり、年内完成期限の9月着工までに行なえる工事数は、設計監理・現場管理を考えると、やはり、限界があります。しかし、お客様には、新しい住まいで、健康で、快適に過ごしていただかなければなりませんので、常にお客様とその建物を心配し続け、最高のアイデアで、最高の仕上がりにしななければなりません。忙しいことは、ちょっと大変ですが、でも、この仕事をさせていただけることは、とても幸せです。
    ですから、「家作り=幸せ作り」をさせていただくといったチャンスを与えていただいたお客様には、本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。これからも、もっともっと、喜ばれる家づくりに精進してまいりますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2007.5.31

    リフォーム完成見学会のご報告

    いよいよ、今日で、5月も終わり、明日からは、衣替えです。昨日は、気温が、28度まで上がり、いよいよ、暑い夏に向かっているんだな!と感じました。

    さて、先日、5月26日(土)27日(日)の「リフォーム完成見学会」は、初めて「横手」で、開催いたしました。秋田からも多数ご来場いただき、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
    やはり、村上商店が提案する自然素材、無垢材とデザインで仕上げた空間には、ご来場の皆様から、お褒めの言葉をいただき、また、テレビは見ているが、実際に見たことがないと言うお客様も、たいへん感動していただき、本当に開催させていただいたお施主様には、本当に感謝しております。ありがとうございました。そして、お施主様が、これから健康で幸せに長生きしていただけることを 心より祈念しております。

    by 村上直樹

  • 2007.5.20

    秋田杉と桐と自然素材の空間

    この写真は、来週の5月26日・27日に完成見学会を行なうお宅の台所の天井です。まだ、工事中で、全部は、、見せられませんが、完成したら、このブログでもお知らせします。

    さて、この写真の大きな秋田スギの梁は、以前、天井の裏に隠れて見えませんでした。しかし、現場の工事が進み、構造材のチェックをしている時、この大きな梁が、とても魅力的でしたので、サンダー(電気カンナのようなもの)で削り、表面をキレイにして、表しにすることにしました。少し赤みが、出ているのは、ドイツ製の塗料プラネットカラーを塗ったため、無垢の木の繊維に水分が、吸い込んだためです。

    今回のリフォームで、狭く暗い台所を屋根勾配の天井にして、空間を縦に広げ、そして、仕上げには、秋田スギのさざなみ板を張ることで、爽やかな、自然の美しさに変りました。お客様からも、たいへん喜んでいただき、本当に光栄です。

    そして、これからも、もっともっと、良い家作りを目指して、頑張ってまいりますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
    ありがとうございました。

    by 村上直樹

  • 2007.5.13

    住いのデザイン

    住宅のリフォームする前に、その住いを見て、いつも、「この家は、本当にお客様のことを考えて作ったのだろうか?」と思うことが、多々あります。当然、20年以上前の住宅でも、建築資材や価格の問題もあったと思いますが、住いの作り手として、寒さ対策、通気・採光について考え施工することは、基本中の基本だったと思います。
    しかし、その基本を守り、作られた素晴らしい住宅でも、時と共に 環境が変わり、隣に建物が建ったり、急いで増改築をしたり、暮らし方が変わったりすることで、室内が、暗くなったり、湿っぽくなったり、住む人にとって暮らしにくく、使いづらくなったりします。
    そのため、そのようなことを改善すべく、私達は、「ひとつひとつ違う、お客様の住宅をどのようにして、明るく快適に心地よい空間に変貌させるか?」を常に考え、施工していくわけですが、リフォームの場合は、現在ある空間や工法のハンディキャップを負いながらですので、問題を解決するために 常に現場にて即提案、即決断、即施工をしていかなければなりません。
    そんな時、特に最近は、「携帯電話」という便利なものがありますので、昔と違い、情報がすぐ入ってきますので、正確に迅速に問題解決に役に立ち、遠くにいても、ロスの少ない仕事ができます。しかし、だからと言って、安心するのではなく、キチンとした出来上がりを目指すためには、やはり、「現場」での「空気」を読み取らなければなりませんので、体で、現場を感じ取るようにしています。
    新築の場合は、図面の段階では、まだ、空間がありません。ですから、その土地から、建物が建ったときの空間を体で知ることはできません。とても、むづかしいと思います。しかし、リフォームでは、もはや、そこに空間が、現存し、「光」「風」「寒さ暑さ」「臭い」「空気」などなどを感じ取ることができます。ですから、その点では、まったく、新築と違いますので、私の場合は、いつも、その家の真ん中に立ち、何も考えず、ジーっとして、その建物とその土地の持つ空間と雰囲気を感じ取ることにしています。
    よく、「デザイン」と言われますが、「デザイン」には、「素材」が、大事だと思います。「素材」が、様々なデザインを作り出すと言っても過言ではないと思います、ファッションデザイナーも、プロダクトデザイナーも、一流の料理人やシェフも、やはり、素材があって、新しいデザインを創作していくのだと思います。ですから、いつも、住宅にも「素材」を吟味し、その素材の持つ素晴らしさ生かしていけたらいいなと思います。
    5月26日27日の「横手」での、リフォームは、まさにそのイメージと素材をデザインした住いになりました。
    インテリアコーディネーター村上直樹の提案した「リフォーム」を 是非、ご体感ください。

    by 村上直樹

  • 2007.5.6

    ゴールデンウィークは、家でのんびり・・・。

    久々のブログになってしまいました。ブログは、「毎日書く」と決め、書き始めると習慣になり、何となく気になったことを書けるのですが、やはり、何事も目的がないと、集中できませんので、忙しさを理由に書きそびれてしまいました。(反省・・・)

    今年のゴールデンウィークは、会社も全休とさせていただきました。・・・が、やはり、連休中に工事をして欲しいというお客様が、いらっしゃいますので、弊社の内装職人や大工さんは、休まず頑張っていただきました。本当にありがとうございます。私も、打ち合わせが、数件ありましたが、社長は、年中無休で当たり前ですので、喜んで仕事をさせていただきました。ありがとうございました。

    さて、これまた、久々にビデオを2本観ました。どちらも、年のせいか、涙、涙で、感動してしまいました。一つは、「明日への記憶」という映画で、大手広告会社のエリートサラリーマンを演ずる、渡辺謙が、49歳という若さで、アルツハイマー病になってしまうお話です。そこには、本人に対する、妻、家族、仕事での部下、そして、お客様のやさしさと、温かさに自分自身にオーバーラップさせ、涙、涙でした。

    もう一つは、「フラガール」です。最初は、お笑いのしずちゃんが、演ずると聞いて、なんだ、お笑いか?と思って、観ていましたが、なんと、それは、「常磐ハワイアンセンター」が、当時、斜陽した炭鉱会社の社員達を守るために 社員だけでなく、その社員の家族達が、一丸となって、頑張るお話です。これも、自分の会社や家族を考えながら、観ましたら、涙、涙になってしまいました。

    最近、感動するとポロポロ、涙が出て来そうになります。先日も、お客様のところで、感動して涙が出そうになってしまいました(笑)。

    本を読むのも大事ですが、映画も、涙で、心や目ををキレイにしてくれる、とても良い処方だと感じました。

    by 村上直樹