コラム

  • 2007.11.2

    自主検査と第三者検査

    最近、企業による不法行為といいいますか、賞味期限や品質基準で、大手大企業が、報道されています。そして、その行為の理由には、企業のため、社員のためという言葉が、出てきます。しかし、本当に社員のことを考えるのであれば、早めの対策、改善策を打ち、厳しい局面を一緒に乗り切れる社員とともに正しい経営にするべきだったのだと思います。
    そして、自社による厳しい検査基準を設け、それを管理していくことが、ベストですが、そこには、内容をオープンにすること、うそをつかないこと、お客様のためを考えることを基本としていなければなりません。大手企業から零細企業まで、それは、同じだと思います。
    弊社では、建築検査を第三者検査機関に委託しています。自社だけで、検査し自社で保証する場合もありますが、新築など大きな建物になった場合、地盤改良から、基礎工事、そして、仕上げ、雨漏れまで、保証をしなければなりません。そのため、自主検査と第三者検査(弊社では、JIOと契約しています)のダブル検査&保証で、安全な建物を作るようにしています。
    「信頼と信用のために、安心と安全を守ること」、それは、私たちが、商売をしていくなかで、一番大切なことだと思います。そして、その結果、お客様に喜んでいただき、その評判が、次の仕事になっていくのだと思います。頑張ります。
    弊社では、自主検査と第三者検査の結果を現場の看板に掲示しています。
    検査2
    建築検査

    by 村上直樹

  • 2007.10.28

    落ち葉道を歩く

    日曜日の朝は、天気が良いと、ちょっと遠くまで、愛犬ジローと散歩をします。今朝は、いつもの寺町を通って、川尻方面に行きました。途中、大きな樹の下には、たくさんの落ち葉があり、二人で(?)、その落ち葉を踏み鳴らしながら、歩きました。そうすると、なんか、秋も深まったんだなあと、寂しく感じました。
    先日、テレビで、67歳の男性の定年後の生活を映し出していました。この方は、元美術の先生ということもありますが、年齢よりも、とても若く見え、そのお母さんという方も90歳ですが、外見は、とても若く見え、驚いてしまいました。
    その男性は、ボランティアで、夏祭りのお化け屋敷のセットをつくることに没頭し、様々なアイデアを駆使して、こども達を驚かせようと、活き活きと目を輝かせて、打ち合わせをしたり、製作したりしていました。そして、そのことに90歳のお母さん(お祖母ちゃん)は、「この年になっても、まだ、幼稚なんですよ!」と笑って困っていました。
    若さを保つことは、年を忘れることだと思います。それは、ボランティアをしたりして利他に生きることだったり、趣味を持ち、それに没頭して、なにかをを作り上げたりすることで、悩んだり、困ったり、それを考えたり、解決したり、笑ったりすることで、脳と体を使うからだと思います。
    最近、脳のことを説明した本が、よく出ていますが、「脳は、年をとらない、疲れない」そうです。人が、勉強して疲れるのは、脳が疲れたのではなく、目や肩が、疲れているのだそうです。また、年をとったからと言って、記憶力が落ちることもないとも書いていました。嬉しいことですが、私は、とても、忘れっぽいです。
    そして、先述した67歳の男性は、本業の絵を描きにいくわけですが、その時、「自然の変化は、都会の変化よりも早い」と感じるそうです。ですから、自然の変化を楽しむことは、人間の若さを保つことにも、とても重要なことではないかなあ、と思いました。
    寺町の落ち葉道です。サクサクと音をたてながら歩きました。
    落ち葉道1
    川尻惣社神社境内の公園です。大きな樹の下に落ち葉が、溢れていました。
    落ち葉道3

    by 村上直樹

  • 2007.10.27

    チャリティーイベント開催中

    「紅葉の秋、今年も、開催しました!」
    今回のチャリティーイベントは、昨年と同様、弊社の社員による「障子・網戸張替」や「包丁研ぎ」の無料サービスをメインとして、カーテンや内装品、日用雑貨、秋田杉の丸太、建築資材などを大安売りをして、その売上金を日本赤十字社に寄付をするということで、開催しました。

    やはり、近隣の方々は、昨年も行っておりますので、よくご存知で、早い時間にお得な商品をお買い求めになり、お昼頃には、だいぶ、商品もなくなってしまいました。また、今年は、大々的に宣伝するのではなく、近隣と弊社のお客様へチラシで、ご案内いたしましたので、昨年よりは、来場は、少なくなりそうです。

    10月下旬ともなりますと、今日のように雨のち曇りといった天気の場合は、肌寒さを感じます。しかし、このイベントは、営利目的ではありませんので、あくまでも、チャリティーを通じて、寄付をいただくというものですので、弊社で行う、この小さなイベントに来場される方々には、本当に暖かさを感じました。
    また、今回、協賛していただいた友人や取引業者の方には、心より御礼いたします。
    本当にありがとうございました。

    たくさんのご来場、お買い上げ、誠にありがとうございました。
    3
    2
    1

    by 村上直樹

  • 2007.10.21

    晴れのち雨の秋の空

    昨日、以前、東京で働いていた会社の方から、ホームページを見たということで、25年ぶりに電話をいただきました。当時、その方は、私が、新卒で入社してから2年目の頃に中途採用で入社されてきた方で、とても厳しい上司のチームでしたので、私が、いろいろと教えてあげり助けてあげた思い出があります。そして、「村上君は、その上司の教えで、鍛えられたよなあ~」と、昔話しをしました。電話ですので、顔は、見えませんが、キューピーちゃんのようにかわいいお顔をしてましたので、実際にお会いすると驚くほど変貌していると思います(失礼しました)。
    私は、大学時代、テニス愛好会に所属して、その会の宴会部長でもありました。ですから、夜の会合(?)では、物まねや歌などを披露(当時は、アカペラ)したりしていましたので、そのまま、入社した会社でも宴会部長をさせられ、何かあると上司から、「村上君!秋田音頭!歌え!」などと、ご指名をいただいておりました。
    私は、東京は、住むところではなく、お金を持って遊ぶところだと思います。ですから、住むなら、食べ物の美味しい、優しい人と自然の多い秋田と決めていましたので、大学と就職を合わせて8年後に秋田に戻ってきました。ですから、それから25年も経ったのかなあと、感慨深くなりました。

    本当に秋田の人は、良い人が多いと思います。良い人とは、人柄であり、優しさであり、まじめさだと思います。特に弊社のお客様には、それを感じます。私の会社に最近入社した社員も、弊社のお客様のお人柄の素晴らしさに驚いています。以前の会社では、考えられないと言ってました。それは、やはり、村上商店として今までの長い年月で作り上げた信用と努力のの結果だと思います。

    先日、問題になった、創業300年の「赤福」ではありませんが、利益追求だけでは、会社は、存続しません。お客様の信用、社会の信用を大事に考え、悪きことを絶ち、新しき正しいことにチャレンジしていける会社だけが、存続していくのだと思います。そして、トップの志と社員の志を一つにして、行かなければならないと思います。村上商店は、チャレンジし続けます。村上

    やはり、秋の空です。昨日、天気かと思ったら、突然、雨になったります。犬の散歩で、びしょ濡れになってしまいました。
    秋の空

    by 村上直樹

  • 2007.10.12

    村上商店の「木の家」ただいま工事中!

    先日のブログについて、間違いがありましたので、訂正いたします。

    それは、ピーターラビットの作者は、一生独身ではなく、「39歳の時に結婚しました」ということでした。昨日、娘と家内が、私のブログを見て、発見したらしく、たいへん怒られました。映画館では、寝ているように見えた娘も、ちゃんと見ているんだなあと感心させられました。

    さて、秋になり、だいぶ寒くなり、風邪を召されている方も多く見かけるようになりました。今年の冬は、厳寒になるのでは?という天気予報をテレビで放映しておりましたが、昨年の気持ちの悪い暖冬より、やはり、雪のある冬のほうが、良いのではないでしょうか?

    ということで、雪の降る前の完成住宅が、現在、着々と工事が進んでおりますが、村上商店が作る「木の家」は、お客様の予算に合わせ、プランをつくり、心から喜んでいただけるよう、誠心誠意、心をこめて作ります。ですから、出来上がった住宅は、その快適性にすべてのお客様から喜んでいただいております。本当に有難いことだと思っております。

    是非、村上商店の完成見学会で、ご体感いただきたいと思います。

    現在、秋田市楢山愛宕下で、進行中の「木の家」です。大きな秋田杉の梁と大空間が、素晴らしい住宅です。

    by 村上直樹

  • 2007.10.6

    ひとりひとりのお客様のために

    毎日、爽やかな秋晴れの日々が、続きます。昨日、いつものように朝6時頃、愛犬ジローと、散歩をしていましたら、車で通勤途中の社長と久しぶりにお会いしました。その方は、秋田では、大企業の社長でしたので、ずいぶんと早い出社に驚いてしまいました。
    朝の時間は、とても大切で、特に忙しい会社のトップや管理職の方は、先行先行で、物事を決めていかなければなりませんので、体力のある早い時間にお仕事をされるのだと思います。「能力」は、「体力」とも言われます。私の場合、犬の散歩は、その基礎体力をつけるための運動ですので、しっかりと体力をつけ、良い仕事に生かしていきたいと思います。

    さて、10月になり、お客様からのご要望を聞きながら、プラン作りに毎日頑張っておりますが、住まい作りは、敷地から、建物、方位から、地盤などなど、全ての環境が、違います。また、ひとつひとつ、その家族により暮らし方も違いますし、考え方も違います。そのため、実際にお会いし、リフォームや建替えであれば、その建物の中から、光や空気、雰囲気を体で、感じ、発見しなければ、良いプランを作ることはできないと思います。
    お客様からお仕事をさせていただき、「必ず、良い家にする」という信念を持って、お客様の夢と安心のために 日々、問題解決に向かって、努力し考えることは、私達の使命です。そのため、弊社では、プラン作り(設計)から、積算(現場管理)をする過程で、お互いに様々な議論を交わします。しかし、私は、最後に言います。「それは、お客様のためになりますか」。それができなければ、この仕事は、できないと思います。頑張ります。

    お客様のプランを作るとき、何回も何回も作り直し考えますので、赤ペンで、真っ赤かになってしまいます。
    plan image

    by 村上直樹

  • 2007.10.3

    爽やかな秋、趣味の秋

    10月になり、毎日、爽やかな秋晴れの日が、続いています。
    そして、いよいよ、秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋ということになります。

    昨日、お客様のお宅に訪問した時、ご主人の趣味が、「山歩き」と聞いていましたので、早速、「何をなさるんですか?」と、質問いたしましたら、なんと、「天然の舞茸」を採取するとのことでした。そして、その舞茸の写真をみせていただき、あまりの大きさに驚いてしまいました。

    わたしが、知っている舞茸は、スーパーの販売コーナーに並んでいる「ラップに包まれた、小さな舞茸」でしたので、天然の素晴らしさ、大きさに圧倒されて、お恥ずかしい話ですが、まるで、魚の形を知らず、魚の切り身しか見たことない 小さな子供のようでした。
    いろいろな趣味を持っている方は、本当に素晴らしいと思います。趣味と言っても、その道のプロのような方もおりますし、趣味は、ストレス解消にも、家族や友人のつながりにもなり、人脈を広げるものだと思います。

    ですから、わたしも、なんでも良いから趣味と言えるものを、ひとつ持ちたいなと思ってしまいました。

    秋田市の横町(旧名)の蕎麦屋さんのランチです。
    ここは、「千秋麺」が、絶品です。

    by 村上直樹

  • 2007.9.30

    ミス・ポーターを観て

    先日、家内と次女と一緒に映画を見てきました。私は、アクションものが、良かったのですが、娘が、ピーターラビットのお話が、いいと言うことで、決まりました。
    その映画は、絵皿などで有名な、ピーターラビットの生みの親、ミス・ポーターが、32歳で独身の時からのお話です。彼女は、とても裕福な家庭で生まれ育ちましたが、両親がすすめるエリートとの結婚を嫌い、いつも、自分の描く動物の絵と暮らす毎日でした。
    ある日、彼女が、自分の動物の絵本を出版社に持参します。しかし、出版社の人には、人間の服を着た動物の絵は、どうも不思議に見えましたが、採用され発売されると、またたくまにベストセラーになります。
    この映画は、イギリスの美しい風景、自然が、画面いっぱいに映し出され、目と心が洗われるようでした。ミス・ポーターは、その美しい自然や農民を守る為、不動産開発業者から、土地を買い取り、そして、最後には、その土地を国に寄付をして、一生独身で過ごした生涯には、とても感動しました。
    人生を仕事を考えるとき、お金では解決できないことが、たくさんあります。自分の都合や利益のために 人を困らせること、美しい自然や地球環境を変えてしまうことは、悪いことです。まず、自分ではなく、人のためを考え、自然と環境を守りながら、暮らしていくことが、ピーターラビットの絵のように美しいことだと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.9.25

    めっきり、秋らしくなりました

    朝晩の涼しさ、というか肌寒さを感じるようになりました。いつも、同じことを言うようですが、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉は、地球温暖化になっても、変わらない感じがします。
    さて、昨日まで、彼岸の最中は、秋田市の卸町で、オール電化全面リフォームの完成見学会を開催させていただきました。まさに秋晴れの爽やかな三日間でしたが、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
    見学にいらした方、みなさんが、その気持ち良さと明るさに感動され、本当にありがたく思います。年内完工、年明け完工の住宅も、今後、完成見学会を開催させていただいてまいります。毎回、毎回、ひとつひとつ、世界に一つのお客様だけの、心から喜んでいただける快適な健康住宅を提供してまいります。
    そして、今日は、そこのお引渡し日でしたが、お客様のご主人が、早速、寝室でお昼寝をされ、「とても気持ち良かった~」と言われ、そして、「今度、紹介してあげますよ!」とお褒めの言葉をいただきました。
    工事中は、奥様には、忘れん棒の私のせいで、ご心配をお掛けしたりしましたが、出来上がった時には、心から喜んでいただき、本当にありがとうございました。
    これからも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2007.9.11

    ご来場ありがとうございました

    先週の土日、9月8日、9日は、土崎と下北手において、完成見学会を開催いたしました。開催前日の金曜日は、台風9号の接近で、どうなることかと心配しましたが、大きな影響もなく、当日は、天候に恵まれ、無事、終了させていただき、誠にありがとうございました。
    お蔭様で、今回も、ご来場者の皆様に感動と驚きの声をいただき、心より、感謝申し上げます。全面リフォームは、古い基礎、土台、柱、梁、屋根下地などの主要な構造体を残し、それを補修・補強し、既存の建物の大きさを変えずに、既存の空間の中に「健康で快適な空間を取り込む」という工事です。
    以前の建物の外観の形は、変わらないものの、色、素材を変えるだけで、耐久性のある新築と同じ性能になり、イメージチェンジができます。また、室内の空間を広がり間取りと自然素材を多様することで、明るく、夏涼しく、冬暖かい、快適な空間に生まれ変わります。
    見学会最終日の終了後、夕方、お施主様が、祖母様をお連れになり、ご家族で喜んでいただいたときは、本当にこの仕事をさせていただき、ありがたいことだと強く感じました。これからも、もっともっと、喜ばれる住まいになるよう、精進し、チャレンジし続けていきたいと思います。
    本当にありがとうございました。

    by 村上直樹