コラム

2008.7.24

幸福の迷宮を読んで

meikyu

4年位前に「good luck グッドラック」という本を書店で見つけ、1時間ほどで読んで、とても感動したことがあります。

そして、その「good luck グッドラック」という本を小学校の娘に読ませたら、娘も感動し、学校へ持って行ってました。

この本は、その著者が、書いた本ですが、おとぎ話の中で、人生の幸福というテーマで、わかりやすくしてあります。

今回、この本を手に取った私は、多分、最近、何か迷いや不安が、あったかもしれません。

通常、誰でも、不安と恐怖を持っています。しかし、それをどう考えるかで、まったく違う人生になります。

この本の中で、主人公が、迷宮の森の中の扉を開けようとすると、その扉から「お前は、だれだ!」という問いかけをされます。

そうすると、主人公は、自分の名前を答えますが、扉は、開きません。そして、また、「お前は、誰だ!」と、何度も問われます。

そして、主人公は、奮い立ち「私は、ここを抜け出して、自分のなりたい自分になるの!」と叫びます。

その瞬間、目の前の門が、重い音を立てながら、開きました。

・・・・つまり、こうだと思います。

心の迷宮、幸福の迷宮の森に入ったときは、「自分は、何になりたいか」ということをまず決めること。

そして、不安と恐怖を手段として、目標を達成すること。

とても、シンプルな答えでした。

by 村上直樹